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2021年10月20日(水)

    心がより豊かになる、みんなの会社創り

    「心がより豊かになる、みんなの会社創り」 株式会社会津屋 代表取締役 舩山博貴

    私は、会津屋で4代目社長を務めています。経営の在り方として大切にしていることは「会社はみんなのためにある」という考え方。会社とは、私達経営陣だけではなく、社員がいて、その先にお客様もいてはじめて成り立つもの。「みんなの会社創り」を掲げ、社員の皆さんとの信頼を基軸にボトムアップ型のマネジメントを大切にしています。

    会社全体が良い雰囲気で仕事をできるようにするために、根本に置いているのが信頼関係の構築。
    仕事ができることも大事ですが、会津屋ではプライベートなことも話せるような関係性作りを心がけています。家族構成や休日の過ごし方、子どもさんの話などテーマは多岐に渡ります。

    10代の若手から70代の方まで働いている職場環境で、働くみんながどんな人間性で、
    どんな人生を生きているのかを知ることができることで、サポートし合えるような会社作りに繋がるのではないかと思います。ご体調が優れなかったり、ご家庭の事情で仕事をするのが難しかったりするときに、その人の状況を知っているからこそ助け合える。

    休むことが必要な際に、安心して別のメンバーに任せることができる。助けてもらって、今度は誰かが困った際にサポートに入る。そんな関係性を築くことが、良い仕事を生み出す根幹になると考えます。

    会津屋が実現したいのは「人の心を豊かにする」こと。

    お葬式には最初にお電話を頂いた時から、ご相談、お式の最中、アフターフォローに至るまで、
    様々なタイミングで心を豊かにするポイントがあります。

    故人様との思い出を思い返せる時間を取り、どういった人生を歩まれて、どういう気持ちでお見送りをしたいのか。ご家族様が、故人様への想いを大切にし、心からのありがとうを伝える。
    そんな時間と空間を提供することで、お客様の心がより豊かになるお手伝いができればと思います。

    お線香のご購入の際も、会津屋では「どんな用途で、どなた向けのものですか?その方とはどのような関係性で、どのような思い出がお有りなのですか?」とお客様にお話かけるようにしています。
    ただの仏具購入ではなく、会津屋を通じて供養を行う際には、故人様との思い出を思い返すきっかけになる。故人様との記憶を大切にしながら、供養できることが心の豊かさに繋がるのではないでしょうか。

    心が豊かになる、そんな経験は心あたたまる時間になると思います。そしてその経験は他の人にしてあげたくなる。他の人に喜んでもらえると、さらにまた心が豊かになる。そんなサイクルが生まれたらとても素晴らしいと思いますし、そんなお手伝いを私たちが出来たら、これほど幸せなことはないと思っています。

    会津屋はこの先何十年も続いていく、そんな会社でありたいと考えています。
    誰が経営者になっても大丈夫な会社を目指し、スタッフが更に自由度と責任を持って働いてほしい。
    みんなが自由に楽しく働き続けることができて、各々が独立・自立していく在り方こそが「みんなの会社創り」。

    会津屋がお客様や社会から、これからも必要とされる会社でいられますように、心が豊かになる瞬間をたくさん紡いで参ります。

     

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