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2023年2月18日(土)

    会津屋 家族葬 葬祭スタッフ 桐澤 颯兵 「一番身近なその人のために」

    桐澤 颯兵 「一番身近なその人のために」



    供養物をお取引先への持参等を行う、ご葬儀のサポート業務を行っています。

    当初は大学に進学することを視野に入れていたのですが、ある日妹が首を吊ろうとしたことが自分の人生の転機になりました。

    初めて立ち会った時には、まさか身内から自らで命を落とそうとする人が現れるとは、思いもしませんでした。
    なんとなくでこれまでの人生を生きてきた自分にとって、初めて「もしもの時があったらどうするのか」と考えさせられるきっかけに。

    自分が遠くにいる間に、家族の身に何かあったら嫌だなと思い、地元で働くことを決めました。妹は環境を変えて、少しずつですが状態が前向きになっています。

    「身近な存在に何かあった時に、力になれる人間でいたい」
    そう思った時に、浮かんだのが会津屋でした。実は、祖母が亡くなった際の葬儀を会津屋で行っており、スタッフさんの素敵な対応のおかげで、納得できるようなお別れをすることができていました。

    会津屋で頑張ろうと決め手になったのは、面接の時に社長から「ここなら教育体制が整っているし、将来ここを辞めることになったとしても、どこでも通用するような力をつけることができるよ」と言っていただいたこと。

    入社してすぐに早速研修が用意されていて、マナーを学ぶような講習や、地域で開かれている催しに参加する機会をいただきました。通っていた学校ではアルバイトが禁止でしたので、働くのは会津屋が初めて。
    社会人として右も左も分からなかった自分にとって、教育の体制が整っていたことは有難かったです。

    葬儀のサポートをさせていただいた際の、印象に残っている出来事があります。
    ご葬儀の際に、故人様とご家族様の間で思い出となるようなものをサプライズでご用意します。故人様は生前お茶がお好きだったようで、出棺する際にサプライズでお茶をお渡しすると、ご家族様が涙を流して喜んでくださって。

    終始和やかにお話をされていたご家族様が、感情が溢れる瞬間に立ち会わせていただきました。人生の最期に、我々が何かお手伝いとして関わり、喜んでいただけることにやりがいを感じます。

    お客様に喜んでいただけるお手伝いができますよう、スタッフの皆さんから学び続ける日々です。
    人と接する時の言葉遣い、物腰の柔らかさ、表情の使い方など、手本になるような先輩方がたくさんいる環境で仕事をしています。葬儀の予定が入っていない時には、式の行い方や宗派ごとのご葬儀の違いなど、率先して教えてくださります。

    ご葬儀のサポートの経験をたくさん積んで、担当を持って式ができる一人前を目指して頑張っています。お客様に「会津屋でお願いしてよかった」と思っていただけるようなお手伝いをしていきます。

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