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葬祭部 お別れチーム

  • お別れチーム

大滝 真美子

「心が豊かになるお別れ」

 

 

私は葬儀部お別れチームに所属し、お顔の処置や綿納棺のお手伝いをしています。

会津屋を知ったきっかけは、学校の先生からの紹介。高校を卒業した先輩が、会津屋に就職しているという話を聞いて興味を持ちました。
他では30分~60分程度で終わる会社説明を、会津屋では1日かけて、会社の紹介や見学の機会を設けてくれました。

お客様に対して、スタッフに対して、親身に寄り添ってくれる会津屋に魅力を感じて、この会社で成長していきたいと感じて入社を決めました。

印象に残っているお手伝いがあります。
綿納棺を終え、ご遺族の方々とお話をしている時、故人様がスイカをよく召し上がっていたことをお伺いしました。スイカの現物を用意することはできなかったのですが、なんとかご家族様に喜んでほしい思いで、会津屋で販売しているスイカ型のキャンドルをお渡ししました。

ご家族様が、すごく喜んでくれて、祭壇やご自宅のお仏壇に飾って下さりました。
アンケートに「私たちの他愛もない会話を聞いて、準備してくれてありがとうございます」とお客様が書いてくれました。お客様の心が和らぐきっかけに、携われたことが嬉しかったですね。

令和3年5月に、私の父が亡くなりました。
口うるさくて喧嘩をすることも多かったけれど、人一倍周りを見て気にかけてくれる父でした。

12月で私は20歳に。8月にある成人式の晴れ姿を、父に見せることは叶いませんでした。
会津屋の皆さんがそんな私の境遇知って、サプライズで振袖を準備してくれました。父の最期に見せることができた私の振り袖姿。兄弟揃った写真を棺の中に入れました。

 



父が生きている間に、もっとしたかったこと、話したかったことが思い浮かびます。何かしらの後悔や心残りは、すぐに晴らせるものではないと思いますし、これから長く付き合っていくものだと思います。

これから感情を整理できるようになりたいし、どうすればつっかえた気持ちを取り除くことができるか、これから勉強していきたい。
私がそんな経験をさせていただいたからこそ、お客様の状況、その場の雰囲気に合わせて、もっとお力になれますようにこれからはコミュニケーションを磨いていきたいです。

亡くなられた方を前にして、悲しい気持ちを抱かれると思いますが、色んな話をお聞きし、少しでも心が和らぎ、ほっとしていただけるようなお手伝いができる人になれるように頑張ります。

 

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