スタッフ情報

会津屋 家族葬 葬祭スタッフ

  • 葬祭スタッフ

高橋 素子

「最後の御言葉」



葬儀施工の担当や搬送のお手伝い、アフターサポートなどの葬儀全般をお仕事で担っています。

会津屋に入る前から、葬儀の業界に15年程身を置いていました。

家庭の事情で、当時住んでいた新潟から村上に移り住むことに。葬儀の仕事は24時間体制で、夜不定期な時間にお通夜や搬送のお仕事が入ることがあります。年齢を重ねて、体力的な面も考慮して、この移住を機に葬儀の業界から離れようかと考えたこともありました。

会津屋は、社員の体のことを気遣ってくれるし、雰囲気が和気あいあいとしている素敵な社風。
この会津屋で、やりがいを持ってこの葬儀の仕事を続けようと、決意しました。

会津屋に入社して、担当の見習いとして初めてお手伝いしたお客様との出来事。
病院からご自宅に、故人様をお連れし始めた時から、本家のお母様が私に好意を寄せて下さりました。お葬式が終わってからも「高橋さんが担当をしてくれてよかったわ」と、終始あったかいお言葉をかけていただきました。

お客様とお話をする際に、必ず目線の高さを合わせることを心がけています。
話し言葉や態勢、ご年齢などに合わせて、お客様に安心していただけるような関わりができたので、あったかいお言葉をかけていただけたのかもしれません。

葬儀の仕事をし始めた頃は、お客様のお話をお聞きして、受注票の項目を埋めることが自分の仕事だと思っていました。
でもお客様にしてみたら、毎晩病院で看病して、体力的にも精神的にも疲れているかもしれない。そんな状態で、矢継ぎ早に私から質問されて、話の途中でお客様の目が虚ろになる姿を見てハッとしました。お客様の状況に、気配りができていなかった。

用紙を埋めたいかどうかは、お客様が決めてくれたらいい。「今日はここまで話したいな、次はここまで話しましょうか」と、心地よいペースをお客様と相談しながら、進めるようになりました。

会津屋のご葬儀は、故人様とのお別れの時間をとても大事にします。
故人様と過ごす時間をあえて十分に取って差し上げることで、思い出を忘れずに心に留めることができる。流れ作業で出棺を終えるのではなく、立ち止まる時間があることで、今まで言えていなかった言葉がふいにご家族様から溢れることもあります。

「最後に御言葉を、一言かけてください」

とお声がけをすると、涙される方も。ご家族の皆様が、胸にあったものを言葉にできることで、気持ちの整理がされて、次の人生へと踏み出せる一歩になる。

村上という新しい土地に来て、もっとこの地域の風習を学んでいきながら、お客様に信頼していただけるような担当者になれますよう、これからもお手伝いさせていただきます。

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