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会津屋 家族葬 店舗スタッフ
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加治 尚子
「気軽に立ち寄れる場所」
会津屋の仏具店にて、店頭販売や接客を行っています。
会津屋で働いて、約35年の年月が経ちました。
10年程前にお客様と交わしたやり取りが、今でも印象に残っています。
直近の購入は検討しておらず、たまたまふらっとお店に立ち寄ってくれたお客様。
「こういうものが欲しい」というお客様の気持ちになろうと、心を込めて話を聞きました。「白い仏壇が欲しい」というリクエストをいただき、一生懸命お客様に合いそうなものを探してご提案した結果、その場でご購入してくださることに。
「見にきただけだったんだけどな、買ってしまったよ」
お仏壇があることによって、心が安らぐ供養になるのであれば、買い替えようかと決断してくれました。
今の社長に変わったことが、一つのターニングポイントになりました。これまでの私は、販売して売ることに重きを置いていましたが、社長からの教えでお客様の気持ちに寄り添うように。
お客様は今どんな状況で、どなたに向けての仏具の購入を検討されているのか。
思い出話をたくさんお聞きして、ストーリーを大切にお客様に寄り添う。お客さまとの接し方、会話の交わし方が大きく変わりました。
会津屋は村上地区において、多くの地域の方に知っていただいています。町でお会いした際に、笑顔で話しかけてくださるくらい、地域に密着した仏事に携わることができて誇りに思います。
お客様向けに会員便りを出して、旅行にご一緒に出掛けたこともありました。ここ村上に本店があるからこそ、イベントを開くたびにお店に来ていただいて、抽選会などのレクリエーションで盛り上がります。
お茶休憩をしたくなった時に、会津屋が気軽に立ち寄れるようなお店に。
お客様と一緒に、気軽に顔を出して、ほっと安らげるような雰囲気を作っていきたいです。
日々の仕事に追われてしまうと、ついゆったりお話を交わす時間は後回しになってしまいますが、笑顔に溢れて楽しく働いている雰囲気が会津屋にはあります。
時代が流れ、葬儀の在り方もどんどん変化していますので、新しいやり方をどんどん取り入れて、お客様とスタッフと共によりよいお店作りに励んでいきます。